ヒーラー、カウンセラー、セラピスト、コーチ(以下、ヒーラー)さんからよくいただくお悩みについて解説していきますね。


目次
何がどうできないと思うのか?
まずは、
「できないんです」
を、因数分解していく必要があります。
何をどうできないと思っているのか?
と言うことです。
この「できない」ポイントを詳しくお聞きしていくと、人によってバラバラ、様々なんですよね、実は。
今日はその中でも代表的なものをご紹介します。
感じているけれども、それを的確に表す言葉が見つからない
語彙力がないので・・・と言うケースです。
語彙力(ボキャブラリー)は、一朝一夕に身につくものではないと思うので、
そこにこだわりすぎて、できない、と言ってしまうのはもったいないのでやめたほうがいいと思います。
その場合は、感じているものを、そのまま伝えた方がいいと思います。
例えば、リーディングして見えたものが、仕事仲間と何かを言い争っているようなイメージだとします。
これを喧嘩(ケンカ)と表現するのか?
と言うと、そんな感じでもない・・・
あぁでも表す言葉が見つからない・・・
と、ここで止まることを「できない」と思ってしまっているんですね。
もしかしてこの時、見たイメージを示す言葉としてピッタリくるのは、
激論、ディスカッション、とか、交渉、とか、
かもしれません。
この言葉、いま、私も文章を書きながらなので出てきますが、その場でとっさに出てくるかというと怪しいです。
伝えたいのが、「言い争っている感じようなイメージが見せられるが、でも喧嘩ではなくて、お互いに何かについて一生懸命意見交換している様子」
みたいな表現でいいと思うのです。
雰囲気、状態が伝わればOKということですね!
舞台の上か、フルスクリーンか?
この見せられている画像・映像が、
例えば、舞台の上でやっている様子、とか、映画館で見ている映画のシーンとして見せられている
なら、それを伝えた方がいいと思います。
だとしたら、この「いい争っているシーンを演じている場面」を観ていること、
がお客さまの何かを象徴している可能性があります。
例えば、
両親がただ熱っぽく語っていたのを、ケンカしていると見た小さい頃の思い出かもしれません。
あるいは、その光景をまるでドラマみたいだなと笑って眺めていた自分を思い出すかもしれません。
昔見た、お芝居や映画で楽しんだ記憶かもしれません。
もし見せられているシーンが、先ほどの舞台上・映画館、ではなく、フルスクリーン(視界全体)に広がる光景なら、登場人物がお客さま自身を象徴しているかもしれません。
自分自身が、誰かと、熱っぽく語り合った記憶かもしれません。
見せられているものを信頼し、
当てはまる言葉を探したり、言葉に置き換えるというよりも、
描写するようなつもりだと、語りやすいと思います。
伝え方に迷って「できない」と思っている方、せっかく情報はキャッチできているのですから、言葉選びに戸惑うよりも拙くてもなんとなくてもいいので、語ってみましょう。
できないのは何?どこ?どう?
「できないんです」と思ったとき、何がどうできていないと思っているのか?をまず明確にしてみましょう。因数分解が大事です。
何も見せられていないのか、感じないのか?
見せられているがその映像の意味するところが不明なのか?
意味はわかるが言葉にならないのか?
適切なことばが見つからないのか?
できない、で、ひとくくりにしないということです。
例えば、野球では、少年野球を始めたばかりの8歳の子の「打てない」と、プロ野球の打者が不振で「打てない」と言うのと同じ「打てない」でも違いますよね?
8歳の子は、バットが重くて振れないという意味、
プロの打者は、ヒットが打てないという意味
だったりします。
同じ「打てない」でも意味が違うように、「できない」の中身を自分で明らかにしましょう。
見せられているものが何を意味するのかわからない
映像・画像で見せられているものがあるのですが、
それが例えば、雪、山、光だけで人間がいなくて、抽象的で何を言わんとしているのかわからないので、「できない」と思っているケースがあります。
そうではなく、これは「できている」んですよね。
見えている時点で、十分できています。
が、この抽象的なものが言わんとしていることをキャッチできていないか、キャッチできていても、言語化できていないだけです。
この場合は、
更に具体的に見せなさい(とリーディングを意図する場に対してコマンドする)
これは何?これは私に何を伝えようとしているの?(ととリーディングを意図する場に対して 問いかける)
と再度、コマンドor問いかけをすると、何かしらの新しい画像・映像が見せられたり、言語やその他の感覚を通して伝えてきます。
それを表現すればOKです。
もし、何も返ってこないなら、それも答え。
問いかけても返ってこなかったも、含め、相手に伝えて、キャッチボールを投げます。
相手の中にあるものをリーディングしたのですから、相手にだけはわかることも多いです。
例えば、
「雪がキラキラ光輝いていて、それがずっと永遠に続くだけで、それが何?と聞いても答えがなかったのですが、
それを聞いていかがでしょうか?」
のような伝え方です。
自分にはわからなくても、もし相手が雪国の方なら、昔から、雪の時期になると雪下ろしや冬装備で忙しくて、苦労している心情のことを象徴しているのかもしれません。
沖縄の方なら、めったに体験できない憧れの景色を象徴しているのかもしれません。
相手にとってしんどい映像を見せられたときはどうしたらいい?
例えば、相手の才能や魅力をリーディングするとします。
通常、これは「いい映像」を見せられると思いがちです。
が、必ずしもそうとは限りません。
なぜか、人と仲たがいをしている映像を見せられたとします。
才能が仲たがい?
と、ここでリーディングがフリーズします。
ここでちょっと気持ちを落ち着けます。
リーディングの目的と意図を再度思い出しましょう。
そもそも才能や魅力をリーディングしようと意図したはずです。
なので、仲たがいが才能のわけはありませんよね?
何かを象徴している映像です。
この時点で、もう一度、その意図するところは何?とリーディングを意図する場に問いかけてリーディングします。
結果、
例えば
・仲たがいしていた人たちでさえつなげるような才能
・自分を貫く意志の強さという才能
かもしれないし、
才能を活かしたり、開くために、必要な課題を見せているのかもしれません。
例えば、自分が思ったことを貫く力を才能として持っているが、その過程で人の意見を採り入れないことが課題、なのかもしれません。
見せられているものが相手に伝えづらいものだからといって、それは間違いだ、私が変なもの見ちゃった、私の解釈が間違っていると止まらないでください。
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