続きです。「わたしの軸」コンセプトをまとめるに至ったいきさつです。
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「本当の思い」とみなしている感情が重要
自分軸では「本当の自分の思い」を大切にすることが重要と言われています。
でも・・・
自分の「本当の思い」と思っているものが本当に自分の思いなのか?
かつ、それは自分が幸せになるために大切にすべき思いなのか?
自分にとっての真実なのか?
よくよく突き詰めていくと、
実は違っていることがとても多いです。
ですので、そもそも、本当の自分の思い と思っているものが実は違っていたら、それをあてにして選択しても、うまくいかないことに気づきました。
実は、したい、のではなく、ねばならないと思っている
例えば、子どもを産みたいと思っている女性がいるとします。
でもよくよく伺っていると、産みたいというよりは、産まないと義理の両親が口うるさい、世間体が・・・など、「産まなければならない」だったりします。
英語で表現すると、
Want to doではなくて、Must to do
だったというわけです。
「ねばならない」とずっと思っている状態が当たり前すぎて、「産みたい」と同意語になってしまっているんですね。
でも、自分では当たり前な状態すぎて、気が付かないのです。
なので、個人セッションで、指摘させていただいてはじめて、はっとされることも多いのです。
このように、「本当の思い」と呼んでいるものが、ねばならない、であることはとても多いです。
「思い」の源も重要
思いを大切にするといっても、その源になる感情がなんなのか?も大事です。
例えば、不安の強い人だと、不安だって自分の本当の気持ちです。
この不安をベースにしてとってしまう選択も山のようにあります。
もちろんすべてが悪いわけではありませんが、
強い不安を解消したくて選択したことが、かえって自分を苦しめることもある、と思ったのです。
わたし自身、例えば大切な人を失いたくないという思いでガマンをしたことで、人間関係が悪化したり、お別れしたりした人もたくさんいます。
表面的には「好きな人から大切にされたい」「友達といい関係を作りたい」という積極的な願望があります。
が、それよりも、大切な人から嫌われたくないという不安と怖れをベースにしていると、それに基づいた言動を選択していきます。
つまり、本当に源泉にしている感情は、「不安・怖れ」で、それに基づいた自分軸を作ってしまっている、ということになります。
(結局は、これが「他人に嫌われたくない」ので「他人が喜ぶことをしよう」という他人軸、ではあるのですが・・・)
だから、自分の本心を大切にする、というその本心の源となる感情がなんなのか?
どの感情を選ぶのか?
そこがとても大切だと思ったのです。
できるだけ制限・制約のない感情にしていく
大切な人から嫌われたくない。
誰もがそう思います。
でも、そのために自分がこうしなければならないという制限・制約をたくさん持っていると、息苦しくなります。
前述のように、嫌われたくない・嫌われたらどうしようという不安・怖れを持ち続けた言動をとり続けることもストレスになりますし、結果的になぜかうまくいかないことが多いように思います。
不安・怖れを基点にして、言動を選択し、組み立てていっているので、引き寄せの法則的な観点から言えば、不安・怖れが現実化してしまう、ということもあります。
なので、できるだけ、制限を外した状態~自由な状態、で自然に湧き上がってくる自分の思いというものを大切にした方が、よりナチュラルな、真の意味での「自分らしい」思いではないかと思います。
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