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「いい占い師・霊能者」とはどんな人だろう?~私が出会った「いい占い師・霊能者」「悪い占い師・霊能者」

2016年7月3日

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こんにちは。

私、占い、霊視、大好き(笑)。

私のお客さまにはご自身が占い師をされている方もおられますし、一般のお客様の中にも利用されている方がたくさんいらっしゃいます。

ココナラや、フリマアプリでも、占い、霊視、霊感などをたくさん出品されていますよね!
じゃあどんな人がいいのでしょうか?

いい占い師・悪い占い師とは?

いい占い師、悪い占い師って、どういう人のことを言うのでしょうね?

昔、私が結婚を考えていた時、当時のパートナーだった夫について、ある霊視系の占い師さんに「その相手だけは絶対にダメ」と言われました。

でも、私が思う彼の人間像と、その方がおっしゃったそれとは、まったく異なるもので、私は受け入れがたくて。
ダメと言われたのに(笑)結婚しました。

いざ、離婚問題が勃発したとき、あの方の言ったことは本当だと思いました。

今から思うと、あのおじさんの言うことを聞いておけばよかった、なのですが。

じゃあ私は、この方に何を期待していたのか?
というと、

「彼でいいよ!彼と結婚間違いなし!」

と言ってほしかったのですね。

そんなことは言ってくれなくて、むしろ絶対にダメと言われて、私の中では「ダメな占い師」になったわけです。

(それっきり二度とご縁なし)

欲しい答えを言ってくれる人が「いい占い師・霊能者」になる

つまり、多くの場合、

いい占い師・霊能者というのは、自分が欲しい言葉、答えを言ってくれる人 ということになってしまうのです。

特に、自分が不安に思っていることについて自分が望んでいる答えがいちばん不安を解消してくれる答え が欲しいのです。

例えば、

彼は浮気をしているのか?
彼は本当は私のことどう思っているのか?


浮気はしていませんよ、
とか、
風俗に行っただけですよ
とか、
あなただけが大切な人ですよ
とか。

そう答えてくれる人がいい占い師、霊能者さんとなります。

こういうタイプの

「いい占い師・霊能者さん」に何度も足を運び、大金を投じてお客様は、

「不安」「怖れ」を解消するために、「不安」「怖れ」の大きさと同じだけのお金を使い続けている

ような気がします。

ところが残念ながら大金を使い続けても、なのですが、対処療法的なことが多く、また不安が湧いてきてしまうし、またお金を使ってしまうし、大金を使ったことへの罪悪感も出てきます。

こういう場合は、占いや霊視を依存的に使ってしまっているんですよね。

もちろん、こういう「依存させる」形態は一つのビジネスとしてありだと思うのでも否定もしません。

依存させすぎない占い・霊視とは?

お客さまも、「不安」「怖れ」を占い・霊視で埋めることがいいとか悪いとかはないと思うのですが、ご自身が埋めるだけで終わっている」と思うのなら、その先に、進む覚悟を持つ必要があるかなと思います。

そもそも、不安・怖れを感じるような状態をそのままにするのか?ということですね。

ここは、自分が、自分のありようを動かしていく、という意欲、自分にとっての真実を見つけるという意欲を持つと動かしていけると思います。

つまり、占い・霊視を依存的ではなく、自立的に活用していく、と言うことです。

例えば、私の例で言うと、なぜそこまで占い師さんがNGと言ったのか?一方、私はなぜOKなのか?本当にOKだと思っているのか?など、自分の内面に向き合う必要がありました。

でも当時は心理カウンセリングというものを知らなかったし、パートナーシップにおける課題もよくわかっていなかったし、相手のことをちゃんと見極めず、結婚してしまったんですね。

前述の例でも、彼の浮気がそこまで心配なら、そう思う何かがあるわけで、彼、ではなく、自分が、不安に感じるような人をなぜ選ぶのか?とか、そもそも誰と付き合っても不安なら、自分自身に何かテーマがあるかもしれません。


やはり、自分とじっくり向き合うという旅をする必要があります。

が、占い・霊視を提供されている方で、ちゃんとカウンセリングのトレーニングを受けている人が、占い師人口に対しては少ないため、なかなか難しいのです。

心理カウンセラーのところに行くか?
カウンセリングもできる占い師・霊能者さんのところに行くのがいいと思います。

避けた方がいいかもね?な占い師・霊能者とは

私が思う、避けた方がいい占い師・霊能者とは?

不安を煽るだけのタイプ

不安点を伝えるのが悪いのではなく、不安をあおる(だけ)というタイプです。

例えば、星周りや、暦、タロット、霊視した結果に従わないと×××な不幸なことが起きる・・・というように。

更に、「私の言うこと聞かないと地獄に堕ちる」的なエネルギー出していたら、要注意です。

「霊感商法」とも言えるような、「不安」を煽って依存させるやり方です。

これは本当にマインドコントロールされてしまい、自分というものを見失ってしまいます。

もし、不安視した方がいい結果・鑑定が出たとしても、それをどう解消していくのがいいのか?何をするのがいいのか?等、その先まで提供できないといけないのでは?と思います。


マウントしてくる人

私はすばらしい、私ってこんなすごい、私はこれもあれも手に入れている、私は幸せ

妙にアピールを通り越してマウントしてくる、ってやつですね。

じゃあなぜマウントしてくるのか?

というと、そうしないと自分のセッションに自信がないから、だと思います。

パワーを使わないと、お客さんに何も伝えられないという自信のなさの裏返し。

占い師、霊能者だけでなく、(自戒を込めて言いますが)カウンセラー・セラピスト・ヒーラーにもあるあるです。

私が利用していた、あまり当たらないのに「いい占い師」

さて、自分がお客さんとして、数々の人に出会った私が唯一、何度も通ったい占い師さんがいます。

その人を仮にいい占い師と呼ばせていただくのなら。なぜそれがいいかと思ったかというと(なぜ通ったかという理由でもありますが)

占ってくれるよう頼んだ問題の結果がどうこうよりも、自分の本質や天命をブレずに毎回伝えてくれる

からでした。

ちなみに、その占い師さんの言っていることは、当たる、当たらないで言うと、ほとんど当たっていませんでした(笑)

いつ頃には、離婚問題が決着する

とか、

身体の問題のこととかも

まったく(笑)

もちろん、その占い師さんの通りに、確実に当たっていた人も友人にはいっぱいいます。

なので私が、はずしにいったのかもしれません。

占い結果と自分の本心との間にギャップがあって埋められないのなら、そりゃ当たらないよな~と今なら思いますが、そこは占いだけではなかなか埋められない領域ともいえるかも。

でもそれでもなぜ通ったかというと毎回、私の天命、本質を伝えてくれるから。それを聞きたくて、確認したくていっていただけかもしれません。

それを聞いていると目の前にある問題をどうこうとか、単に、目先の不安を対処的に埋めてもらうのとは違っていました。

人生の大きな流れというか、自分の潜在的な可能性を見失わずにいられるから、希望が持てるというか。

それを何度も確認することで様々な問題も乗り越えていけたのかもしれません。

私の例でしかありませんが、よかったらご参考までに。

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