「完璧主義」という方、結構多いんですよね。
正確さが要求される職場・業種では、完璧主義であることも必要でしょう。
でも、「人生全般が完璧主義」ではちょっと大変です。
なにしろ「完璧主義」の人は、
100%、いや100%以上頑張る人が多いんですよね。
人間なので、100%完璧なんてありえないはずなんですが
それは頭ではわかっているんですが、
そこに向かって猛烈にがんばることをやめられません。
それって何のためなんだろう?って考えてみたのですが
「完璧にできない自分を責めるため」
そうなのです。
自己攻撃のために、完璧主義を必要としていたのです。
もともと、
完璧でない自分はダメだ、
と思っているわけですから
よほど罪悪感が強いわけです。
なので、完璧さを追求し続けている間に
起きたミスをすべて、
あーダメだった、失敗したなぁ。
と、自分を攻撃するネタ=自分への罰にするだけなんです。
※私の友だちで、
「できたことリスト」ではなく、
「失敗したことリスト」を作り
いつも自分を責め続けていた人がいます。
まさにこれです。
それに、完璧主義の方は、自分に厳しいのと同様に、人にも厳しい方が多いですよね。
自分の不完全さが許せないので、他人の不完全さも許せないんです。
なので、例えばパートナーに対して、
職場の後輩や部下に対しても、
あたりのキツいコミュニケーションをしてしまいがち。
なので対人関係でもうまくいかないことがあります。
完璧主義は手放していくのがいい。
のですが、
怖いんですよね。
それは。
そもそも、完璧主義になってしまった理由があるから、なんです。
多くは過去の辛い体験に基づくものですが、
その理由がわかり、
不完全な自分を受け入れることまでできたら
完璧主義を手放せると思いますよ。