なぜ、不快な気分になる感情ですら、変化のキッカケをもたらすのか?
これについて説明してみたいと思います。
★嫉妬とはどんな感情なのか?
「嫉妬」の感情をもう少し具体的に説明すると、
誰かや、その誰かが所持しているものに対して、
自分は持っていないという敗北感、失敗感、みじめさ
自分には無理だなという諦め
自分には持てるだけの価値があるとは思えない無価値感
など、
更にそれらをシェイクしたような
とにかく不快な気分です。
★心理的な見立てをすると
「嫉妬を感じる対象は、
実は自分が欲しいものであり、
また、本当は自分が手に入れられる可能性があるのに
諦めてしまっているもの」
という見方をします。
嫉妬を感じているものは
あなたも手に入れていいものだ、ということ。
不快な気分になってまででも、欲しいものがそこにある、
と教えてくれているわけです。
★手に入れることを許可する
欲しいものがある。
ならば、ゲットできるようチャレンジすることも可能だということです。
欲しいものがあるのになぜ諦めているのか?
その原因やブロックしているもの。
それを外していけば、
ゲットできる可能性がありますよね?
このように、
「嫉妬」という嫌な気分になる感情ですら、
実はものすごく大きな転機をもたらすのです。
だから、嫌な感情ですら、抑圧しない、がポイントです。
ただ、
「あんな奴に嫉妬している自分」
を受け入れることは嫌なものです。
1人でこっそりやろうとしても、
いやいや、嫉妬するほどのことでもないよなぁ、
いや、やっぱりひっかかるよなぁ
いや、でもそんなことでもないよなぁ
と、
堂々巡りになったり、
基本的には「否定」という形で抑圧しようとしますから。
ここは1人でやらない。
ぜひカウンセラーを使ってください。