【中小企業経営者の意識改革】シリーズ
今日は第6回目です。
前回は、
「どんな感情でもまず感じてみましょう」という話でした。
★まずは「気分悪い系」の感情から、ヨシとする勇気を出す
感じることに慣れていない方は、いい気分になることより、悪い気分になることの方が見つけやすいと思います。
人間、人のいいところよりも、アラ探しの方が得意なのと同じで・・・
「気分悪い系」の感情ですら、感じる勇気を出してみましょう。
イヤだな
嫌いだな
苦手だな
むかつく
悲しい
めんどくさい
寂しい
虚しい
うらめしい
切ない
★次に「気分いい系」の感情にもOKを出す
もちろん、
気分悪い系の感情よりも、先にこちらの方を感じてもOKです。
すごい
うれしい
すばらしい
楽しい
幸せだ
おもしろい
気持ちいい
すがすがしい
さわやかだ
などですね。
ただ、前回お話しましたが、
例えば「嫉妬」のように、
「気分悪い系」の感情を感じないようにする=「抑圧」は、
かえって問題を起こしたりしますし。
好転の糸口にもなりますので、
抑圧はお勧めしません。
★自分の感情を知ることからがスタート
EQという言葉を聞いたことがあるかと思います。
心の知能指数=Emotional Intelligence Quotient
のことです。
これまでにお話したことは
一言で言うとEQを高めましょう、ということなのです。
どんなビジネスでも
まったく人との接点がないということはありませんよね。
社内外問わず、エンドユーザー含め、人が必ずそこに存在しますよね。
人は感情で動く生き物。
ですから、EQが高い方が人を動かす力もあると言えます。
EQは鍛えれば上がると言われています。
なぜなら、人は本来、EQ高く生まれてきているはず。
産まれたばかりの赤ちゃんや幼い子供は、感情むき出しの存在。
そこから、感情をコントロールする術をしつけなり、社会の中で
学んでいきます。
もちろんEQが上がったからといって、赤ん坊のようになるわけではありませんからご安心を。
なんといっても私たちはオトナですから。
感情を知り、感じ、そしてその感情をうまく扱えるようになれますよ。