さて、前回からの続きです。
★自分の感情を知ることからがスタート
自分の感情を知り、感じるトレーニングをしましょう、というお話でした。
ですが、
いままでずっと感情を感じないように抑圧してきたわけですから、
いきなりは難しいですよね?
「感じるトレーニング」をする必要があります。
「なんとなく」でいいので
頭ではなく、胸のあたりから湧き上がるものをキャッチしてみましょう。
★感情には良い、悪いはない。
誤解されている方が多いのですが、
感情そのものに、良い、悪いはありません。
というのも、感情って勝手に感じてしまうものだからです。
感じてしまうものは仕方がないわけですよね。
ただし、感じた感情が「いい気分」になるものと、「嫌な気分」になるもの、という違いはありますよね。
例えば。
「嫉妬」という感情。
感じたこと、ありますか?
一度はありますよね?(笑)
これは、「いやーな気分」になる感情ですよね。
だからといって、「嫉妬」という感情自体は勝手に感じてしまうものですから
正しい正しくないもありません。
「善悪」「正誤」のジャッジメントをしないのがポイントです。
★いやーな感情でも、抑圧する方が問題
よくあるのは、
「嫉妬」という醜い感情を
「持ってはいけない」
と押し込んでしまったり。
感じていないフリをしてしまう状態が「抑圧」です。
(意識して抑圧していることあれば、無意識に抑圧している場合もあります)
「抑圧」して感じないようにしている方が、
実は少々、厄介なんです。
「嫉妬」という感情をベースにして
感じる対象を攻撃したり、策略を張り巡らしたり等、
トラブルになりやすい行動を起こしてしまう、ことがあるからです。
★まず感じることに許可を出す
いやーな感情でも、ですが、
感情を感じたら、
次に、その感情をどう取り扱うか?にステップアップします。
前述の「嫉妬」という
いやーな感情ですら、
使いようによっては、ものすごく
あなたにラッキーをもたらす可能性があるのです。
感情をどう表現するのか?
どう処理してあげるのか?
それを見つけていけるようになりますよ。