カウンセリングでは、
感情や感覚に突っ込んだお話をすることが多いですよね?
それがカウンセリングっちゅーもんですが、思考優先で生きてきた方は、
「あなたは頭で考えてますよ。
考えすぎですよ」
ってカウンセラーからツッコミを受けちゃうことがあります。
実は、私がクライアントとしてカウンセリングを受け始めた頃、
しょっちゅう言われて、
超ムカついてました。
私なりに伝えてるのに、考えすぎって・・・(怒)
これ以外にわたしは何を思ってるのかなんてわかんないよー(怒)
って思ってました。
ところが、今現在。
自分がカウンセラーをする側になったらよくわかります。
頭だけで考えているなぁって
わかるんです。
ご質問を差し上げたときに、
どうあるべきか?
論理的に正しいかどうか?
妥当かどうか?
で返ってくることが多いからなんですね。
でも、
今まで思考優先できた方に、
いきなり、「感情」で感じてくださいって言われても
すごく困ると思うんです。
そもそも「感情」ってなんだろう?っていう方もいらっしゃいますし。
なので、まずは
「なんとなく思いついたこと・頭をよぎったこと」
という「感覚」を大事にしたらいいと思います。
なぜそう思いついたのか?は考えなくてもいいです。
考えるとそこから思考の世界に突入するので。
例えば、
テレビドラマで、
彼にフラれてポロポロ涙を流しているシーンを観たとします。
それを見て、自分も一緒にフラれたような悲しい気分になって、泣いちゃう、という「感情」で感じるタイプの人もいます。
「感覚」派の人は、
「この人、フラれて悲しいんだろうな」という感じ方をします。
自分は悲しいって思えなくても、
相手の中に
「悲しみ」の存在を見つけることができています。
これが「感覚」だと思います。
思考優先タイプの方は、
この「感覚」を自覚するだけでOKだと思います。
「なんとなく」を大事にしてみてくださいね。