35年間抱えてきたこの怖れは深く、強迫的なもので、
Aさんの人生を制限していた土台のようなものだったと思います。
この冷たくて重たい塊をAさんから取り除き、
新しい世界や新しい感覚を受け取るセラピーをさせていただきました。
「この世に生きていて安全だ、自由にしていい、自分で望む人生を選んでいい」
と。
それはまるでAさんがもう一度生まれなおすかのように見えました。
そして、Aさんはようやく「自分らしさ」を取り戻したような感覚になられたそうです。
ではAさんからいただいた感想文を掲載しますね。
たくさん書いてくださいました。
それをご覧いただいてから、このページにまた戻ってきてくださいね。
どうぞ。→こちら
Aさんはこれから、ようやく、
パートナシップでも、仕事でも、自分を大切に歩める気がしませんか?
これからどんな展開が待っているのかわかりませんが、
不安より期待感の方が大きく感じられませんか?
自分の人生を変えるというのは、本来の自分の姿を取り戻していくということだと思います。
そして、そこに至るには、今までの慢性的なパターンがあるので、
変わっていくのに産みの苦しみがあります。
その人が思うように生きられない根本的な原因っていうのは、
とても根深いものだったりすると、いろんなプロセスを経て気づくこともあります。
35年間抱えていた「人として生きることへの怖れ」というテーマを、
半年で気付いて、昇華(消化というよりこの字の方があってる気がします)
できたAさんはすごいなぁって思います。
それは、怖くて次に進めなかった時期も含め(これもプロセスです)、
けしてあきらめなかったことにあると思います。
逃げることもできたのに、カウンセリングをやめませんでした。
半年間で2回の失恋(同じパターンで)を経験したAさんだからこそ、
凛としているAさんの姿が思い浮かぶような気がしませんか?
私はこれからのAさんがとても楽しみです。
どうぞこれをご覧になった皆様も、Aさんのために、
Aさんの今後にたくさんの幸せがあることを祈ってさしあげてください。
早速、新しい習い事やイベントに挑戦しているAさん。
次回お目にかかるのを楽しみにしています。
<完>
後日談
その後、この方は、あっという間に結婚相手が見つかり、お子さんも授かり幸せな結婚生活を送られています。