癒しの仕事をする方(以下、ヒーラーさん)が、はからずもやってしまいがちなことであり、セッションを受ける方にも気を付けていただいたいことを書かせていただきます。
「自己批判」の目的
個人セッションを受けたとき、自分の言動を振り返ったときに、つい自分を責めたくなること、後悔や自責の念でいっぱいになることってありますよね?
それはどうしてもやってしまうことなので、それは致し方ないことです。
ただ、問題なのは、ヒーラー側がそれを仕向けること、です。
自己批判をさせる場にしてしまうことです。
もしこれを仕向けるようなヒーラーさんだったら、クライアントさんは、そのセッション、中止して帰っていいと思います。
クライアントさんが自己批判するとどうなるのでしょうか?
ヒーラーさんが悪意をもって意図しているわけではないにしても、クライアントさんの思考を強制的に変えさせること、コントロールすることが可能になる場合があります。
自己批判とは、自分を責めることですよね?
自分を責めるというのは、罪悪感を掘り起こすことになります。
掘り起こすどころか、持たなくていい罪悪感まで持つことになります。
罪悪感があると自己否定をしますから、自分自身の意見とか思いというのがいけないものだと思ってしまうし、自信がなくなります。
自分軸というものもなくなってしまいます。
そうなると、他人の意見を採り入れたくなります。他人軸になってしまうのです。
洗脳
洗脳って英語ではBrainwashingっていうらしいです。
そのまんまですね。
脳を洗ってしまうがごとく、思考、信念、感情を崩壊させたり、変えてしまうわけですね。
自己批判をして、自信をなくし、自分軸のない状態は、他者の意見を鵜呑みにしやすくなり、他人軸になってしまいます。
なので、ヒーラーさんが言うことをすべて信じてしまう、言うなりになってしまう「洗脳」状態を作り出してしまうのです。
更に問題なのは、これが「洗脳」しているともされているとも、気づきにくいこと、にあります。
なぜかというと、「自分を癒すため」「自分を変えるため」という意欲をもってやっている個人セッションだったりするからです。
実は、こうした自己否定&洗脳というセットは、中国の文化大革命とか、日本でも極左活動等、歴史の中で行われてきたことなのです。
洗脳の先にあるのは、癒着とコントロールによる悲劇です。
心身とも壊したり、他の人間関係や仕事など大切にしてきたものをなくす可能性もあります。
なので、あなたが受けたセッションで自己否定をしたくなるセッションならやめて帰っていいし、もしこのようなセッションを提供しているヒーラーさんは改めるべきだと思います。
自分を顧みることと、自分を責めること、自己否定することは違います。
この3つがくっついていると、やってしまいます。(なので、私のセッションではこの違いを意識にダウンロードしていきます)
ヒーラーさんも、クライアントさんも、ぜひ個人セッションが「自己否定だけ」の場になってしないか、よく振り返ってみてくださいね。
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